https://goronekosan.hatenablog.com/

小さな先生と仲間たち

涙脆いおっさんの感動、感心、おバカな話

よし!何でも買ってあげる!

今日は娘の誕生日。

早いもので、15歳になりました。

また、受験生。

 

そして、僕もパパになって、15歳になりました。

頼りないパパやけど・・・。

 

今年の夏頃に山下智久のニュースが流れている時、嫁さんと娘に

僕と山Pと、どっちがええ?と、聞くと、嫁さんが、

 

は?山Pに決まってるやん。

比較する事自体、おかしいやん!と。

 

でも、娘は、

 

パパの方が良い!って!

 

嫁さんが何でパパが良いの?って、聞いたら、

娘が、「別に山Pは好きじゃないし。」って。

 

う~ん。複雑。でも、嬉しい!

 

僕が娘に

 

じゃあ、好きな物、何でも買ってあげる!って言ったら、

嫁さんが、

 

やっぱり、パパが良い!って。

 

昔から、よくある、話のパターンだ。

僕も嫁さんも、年食ったと、ヒシヒシ感じた。

 

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90点

嫁さんから、聞いた話。

 

テレビで街行く女性に声をかけ、自分の家族に点数をつけるなら、

何点か聞いていた番組。

母親は割と高得点。父親は散々なる点数だったらしい。

 

嫁さんが娘に僕に点数をつけるなら何点?と聞いた所、

娘は僕に90点をくれた。

 

嫁さんは父親は散々な点数の中で、90点って、高得点やん!喜べと。

嬉しい事には違いはないが、マイナス10点は気になる。

 

嫁にマイナス10点は何?って聞いた所、笑うだけで教えてくれない。

知りたいけど、知らない方が良いのかな?

マイナス10点の内容を聞いたら、落ち込むかも?

 

そういえば、昔、NHK三波伸介がMCでやってた、

減点パパって、あったけど、ほのぼのとして良い番組やったなー。

 

あー。でも、やっぱ、マイナス10点は気になる・・・。

 

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まだ、嫌われていない?嫌われたかも?

毎年、2月14日のバレンタインデーは

嫁さんと娘の合作の手作りチョコレートを

貰っている。

有難い事です。

 

今年のバレンタインデーも仕事から帰ってくると、

いつも、僕が座っているこたつの上に

小さな可愛らしい3つの袋の中に

チョコレートケーキが一つずつ入ったものと、

紙袋の中に丸い生チョコが3つ入っていた。

 

お腹がすいていたので、とりあえず、

生チョコを食べた。

 

『うん。美味しいやん!上手に出来てる!』

3つ全部食べた。

 

娘と嫁さんが二階から降りて来たので、

二人に『生チョコ美味しいかったで!』って、

言ったら、二人とも、『え?』って、言った。

 

話を聞くと、その3つの生チョコは娘の友達が

友チョコとして、貰ったもの。

 

嫌な空気が流れ、二人共、機嫌が悪い。

さっそく、嫁さんと娘の合作の手作り

チョコレートケーキを食べた。

 

『美味しいやん!ありがとう!』

もう、手遅れである。

 

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義父の梅干し

今月の上旬、義父が亡くなった。

83歳。すい臓癌だった。

 

家族を一番大切にし、優先順位は家族からで、自分の事は後回しにする人で

身近な周りも大切にする心優しい人だった。

そんな義父を持った僕は誇りに思っている。

 

義父は凄くマメな人で自分で梅干しを漬けたり、じゃこと山椒を炊いたりと

家族や親戚が喜んでくれるものを良く作ってくれた。

 

特に娘は義父の漬けた梅干しが大好きで、毎日、大きな梅干しを2個位、

そのまま、食べていた。

材料は義父の田舎でとれた梅とシソと塩だけ。

シンプルで添加物が一切、入っていない一番安心できる梅干し。

その梅干しの在庫も残りわずかになってしまった。

 

もう、義父の梅干しやじゃこと山椒を炊いたものを食べる事が

出来なくなってしまった。

 

義父は亡くなったんだけど、いまだに亡くなったとは、思えない。

 

出勤途中に義父が亡くなったと聞いた時、その場で泣き崩れた。

年甲斐もなく、いっぱい泣いた。

今でも、思い出して泣く事がある。

 

でも、今は泣いても、涙が余り出なくなった。

涙が枯れるって、この事なんだな、と。

 

義父の闘病中、嫁さんは娘の前では、絶対に泣かない様に

気丈に振舞っていた。

でも、娘が嫁さんに、

 

『ママ、我慢しなくていいよ。泣きたい時には泣いた方がいい。』と。

 

それを聞いた途端、嫁さんは我慢していた糸がプッツリと切れ、

泣き崩れたらしい。

 

そんな言葉を教えた事なんて無いのに、言える事が娘は成長したんだな。と。

 

悲しみと喜びが沢山あればある程、人は成長する。

娘は成長しているが、僕は精神的にも成長が止まってしまっている。

 

日頃、自分って、本当に弱いな。って感じており、

自分自身に嫌気がさしている。

 

そんな、姿を見ている嫁が、

『パパ、頑張れ!』って。

 

ごめん。時間がかかりそう。

 

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失格という名の烙印

保育園へ娘を迎えに行った時、娘と保育園のお友達がトラブルになり、

喧嘩の真っ最中だった。

 

その時、何故か僕は、互いの喧嘩に至った理由も聞かず、

一方的に娘にお友達に謝る様、促した。

娘は不満そうに小さな声で『ごめんなさい。』と、言った。

僕もそのお友達に『ごめんね。』と、言った。

 

帰宅後、嫁さんから娘がお友達と喧嘩に至った理由を話してくれたが、

どちらかと言うと、お友達の方が悪く、娘は被害者であることが分かった。

 

何故、僕はあの時、話を聞いてお互い傷付かない対応をして

やれなかったのだろうか?

何故、娘に対し、あの様な対応をしてしまったのだろうか?

すぐさま、娘に謝り、僕は自己嫌悪に陥った。

 

娘には昔から、仮に世界中の人がお前は敵だと言われても、

パパとママは何時でもお前の味方だと、言っている。

でも、今回、僕の娘に対する対応は、言っている事と

異なる対応をしてしまった為、娘を裏切った事になる。

 

もし、現在、中学生になっている娘に対し、あの様な対応をしていたら、

娘はグレるか、口もきいてもらえないと思う。

 

一番信用している者に裏切られたんだから、絶対に傷付くよね。

謝っても許してくれないよね。

 

僕も独身の頃、些細な事から、母親と喧嘩になり、その喧嘩に親父が介入し、

話がこじれて、親父が大嫌いになった。

親父とは3年10ヶ月、一切、口をきかず、顔も合わすのも嫌で、食事時も

親父と顔を合わすのが鬱陶しく、横を向いて、食事をしていたくらいだ。

 

その時の僕の態度に親父は辛かったと思う。

もし、僕の娘に同様の事をされたら、僕はどうすれば良いのか、

絶対に悩むと思う。

 

あれから、僕は娘を叱る前に言い分を聞いてから、傷付かない叱り方を

するように心がけている。

 

だが、今は娘も年頃。

言うことの聞かない娘の叱り方がだんだん難しくなってきた。

 

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父親の小さな努力

僕の友達の中で唯一、20代で結婚、すぐに子供を授かった奴が一人いる。

(ひとまず、コイツをAとする。)

 

世間的に20代で結婚し、子供を授かる事は珍しい事では無いけど、

僕ら仲間は凄いと思えた。

 

以前、仲間と居酒屋で飲み会をした時、料理の注文をする際、

僕を含め、周りのツレが『えっ!』って口をそろえて言った

場面があった。

 

内容はたいした事ではないが、僕ら仲間が驚いたのは、

Aが納豆を最初に注文したから。

 

実はAは納豆が大嫌い。

納豆の好きな人には非常に失礼だが、A曰わく、

『なにが悲しくて、あんなもん食わなアカンのや!腐ってんのやぞ!』と。

『納豆食わな死ぬと言われば、渋々、食うけど、死ぬかもしれないと

言われたら、俺は絶対に納豆は食わない』と言っていた奴だ。

 

Aの納豆嫌いはこの場に居る奴は全員知っている。

だから、全員、驚いた。

 

当時、僕も納豆は嫌いだったが、結婚してから食べられようにはなった。

但し、僕は健康の為、食っているのであって、ワザワザ自分の

小遣いから、買ってまで食べようとは、今でも思わないシロモノ。

 

Aに『納豆食えるようになったんか?』と、聞いたら、やはり、

今でも大嫌いらしい。

 

『じゃあ、何故、嫌いなものを注文するんや?』と聞くと、

自分の子供に好き嫌いするなと言えなくなるからだと。

でも、もし、自分に子供がいなければ、納豆は絶対食わないと

言っていた。

 

Aは飲み会の始まりから、終わりまで、納豆を一粒づつ摘み、ビールで無理やり

流し込んで、一応、全て食べきった。

 

みんなからは拍手喝采。(笑)

 

いや~~、子供が産まれ、父親になると、人って、変われるものやな。

子供の力は凄いと確信。

 

でも、今度の飲み会の時は納豆は注文しないでね。

 

最初はAが納豆食う度、罰ゲームみたいでみんなで面白がっていたが、

だんだん、拷問しているみたいになって、場が白けるので。

因みにAは納豆のおかげ?で、今も元気で暮らしています。

 

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心のこもった業務命令

今回はブログタイトルの内容が娘や嫁さんの事ではありません。

僕自身の事を書かせてもらいます。

 

僕は学校を卒業してからは、サラリーマンをやっています。

転職は数回、経験していますが、引き抜きされるほどの実力なんか

無く、長期のブランク期間(無職)も経験しています。

 

現在も含め、様々な方たちと出会って来ましたが、サラリーマンである

自分が心底、尊敬できる上司の出会いがあまりありません。

 

でも、その中で唯一、僕が今でも尊敬出来る元上司が二人います。

 

一人は仕事的に尊敬出来る上司。

もう一人は人間的に尊敬出来る上司。

どちらの方も、約20年間、お世話になった会社の上司です。

 

その中で、今回は人間的に尊敬出来る上司の方の話をさせて

戴きます。

 

この方は僕の嫁さんの元上司でもあり、4人娘のお父さん。

口数が少なく、余り、感情をあらわにしない、

常にポーカーフェイスの人。正直、愛想もあまりない。

 

でも、この方の人間的に尊敬出来る点は、部下を信じ、

部下の家族を気遣い、周りを大事にする人。

また、僕の業務の重要性を一番に理解してくれた。

 

仕事が忙しいのに、僕の嫁さんが妊娠した事を知ると、

基本、早く帰って、家事を手伝えと言った。

 

嫁さんは出産の為、色々あって、約一ヶ月入院したが、

入院中は極力、定時で仕事を切り上げて、病院に向かい、

嫁さんの見舞いに行け。と言ってくれた。

 

仕事は、殆ど定時で終わらせて貰っていたが、仕事の帰りに

直接、嫁さんの病院へ見舞いに向かい、ほぼ、

面会終了時間まで居て、帰り道で食事を済まし、

帰宅後、洗濯や風呂に入ると、毎日の就寝時間が

午前3時頃になった。

 

出産予定日の2週間前、僕は体調を崩してしまい、会社を休みたかったが

通常でも仕事が忙しいのに、定時で仕事を終えていた為、業務が全然、

捗っておらず、会社を休める状態ではなかった。

仕方がないので、上司に午前中だけ、会社を休み、医者に行かせて

欲しいとお願いした。

 

午前中、医者に行ったその足で会社へ向かい、昼前に到着。

さあ、仕事を始めようとした途端、携帯にメールが到着した。

 

嫁さんから、『子供が産まれそう。』と。

 

え?予定より、2週間も早いやん。

また、僕の友達から初産は予定日より、遅れやすいと聞いていたから、

まだまだ、先だと思っていた。

 

う~ん。困った。どうしよう?今、出社したばっかりなのに。

上司が『何かあったんか?』

『嫁さんからメールが来て、子供が産まれそうだと。』

『すぐ、病院に行け。』

『え?でも・・・・。』

『さっさと、行け!』

僕は一言、『すみません。』と、言って、病院に向かわせてもらった。

次の日、上司にお礼を言ったら、上司は

『で、子供と嫁さんは大丈夫なんか?』と。

『はい。お陰様で、二人とも元気です。』

『それは、良かった。』と言ってくれた。

 

それから、娘は度々、体調を崩し、仕事が忙しいのに、

僕は2日連続で会社を休んだ事がある。

流石に上司に怒られるだろうと思い、出社した次の朝、

上司に『忙しいのにすみません。』と謝罪したら、上司は

『で、子供は大丈夫なのか?』の一言だけで、

僕を叱る事は全くしなかった。

 

口数が少なく、ポーカーフェイスの上司だが、

唯一、顔色が変わった時がある。

 

それは、僕が会社を辞める最終日。

終業後、僕は心の底から、今までのお礼を言った。

上司は一言。

『身体だけは気をつけろ。』と。

 

でも、上司は何時ものポーカーフェイスでは無い。

今まで見た事のない、凄く心配している顔付きだ。

僕は上司に深々とお辞儀をして、20年間の業務の

幕を下ろした。

 

仕事と嫁さんが妊娠してから、出産、子育て、僕が退職する

に至るまで非常にお世話になった上司。

出来の悪い部下で申し訳なかったです。

お陰様で僕は今、幸せです。

 

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