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小さな先生と仲間たち

涙脆いおっさんの感動、感心、おバカな話

トトロの世界

娘が小さい時は1週間に1回、お互いの実家に遊びに行った。

お互いの実家に行けば、

  •  両親は孫と会える。
  •  娘は大好きなお爺ちゃんとお婆ちゃんに会える。
  •  孫と遊べる。
  •  互いの家族が元気であるか、確認出来る。
  •  一時的に子育てから解放され、のんびり出来る。
  •  時間になれば、確実にご飯が出る。(それも豪華!)
  •  お風呂に入って帰宅すれば、後は寝るだけ。
  •  お金を使わない。

良い事尽くめ。

なので、昼から晩までお互いの実家に入り浸った。

 

その時の僕の母親から聞いた話。

ある日、僕の実家に行った時、娘が大事そうに両手で何かを

囲っていたらしい。

 

母親が娘に、

『Mちゃん。何持ってんの?』と、聞いた。

娘が、

『お婆ちゃんから、貰った。』

僕の母親は娘に何も渡していないが、娘に

『見せて。』

娘がゆっくりと、手を開くと、手の中には何も無かった。

 

母親が言うには、これと全く同じ事を僕の兄貴の娘も

小さい時にやったらしい。

 

と、言う事は娘に何かを手渡したのは、僕のお婆ちゃん?かな???

本当に驚きである。

 

子供の頃しか見えないものがあるとは聞くが、本当かもしれないな。

何れは娘が結婚し、子供が授かったら、ひょっとして、同じ事を

僕らに言うかも・・・。ある意味、楽しみである。

 

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